2016-12-07 第192回国会 衆議院 法務委員会 第14号
本日は、一人の民法研究者として、民法改正法案について意見を申し上げたいと思います。 お手元のレジュメに沿ってお話をさせていただきます。 現在の民法は、明治二十九年、一八九六年に財産法の部分が公布され、一八九八年に家族法の部分も追加して公布され、この年に全体が施行されました。 この民法については、第二次大戦前に七回の改正がありました。
本日は、一人の民法研究者として、民法改正法案について意見を申し上げたいと思います。 お手元のレジュメに沿ってお話をさせていただきます。 現在の民法は、明治二十九年、一八九六年に財産法の部分が公布され、一八九八年に家族法の部分も追加して公布され、この年に全体が施行されました。 この民法については、第二次大戦前に七回の改正がありました。
去る十二月九日に、私ども民法研究者の中で、特に土地の問題に関心を持つ東京周辺在住の者十九名が共同いたしまして沖繩公用地暫定使用法案についての見解を取りまとめ、代表が各党に持参いたしました。私たちはこの法案の内容に接しまして、それが私たちの理解する日本の土地法体系にあまりにも背馳するものであるということに驚愕いたしまして、この見解を発表したものであります。